淫らな賭け事・・12
「お 部長さん ご無沙汰です。へへ
俺も、部長さんと同じもの。」
哲郎が笑みを浮かべて、バーテンにオーダーしながら宗雄の隣に座る。
宗雄はキッと哲郎を睨む。
「あら。部長さん 怖い怖い。
賭けに負けたのがそんなに悔しいんですか」
「ま・・まだ負けたわけじゃない。
証拠がないじゃないか」
宗雄は声を抑えながら、余裕の笑みを浮かべている哲郎に食い下がる。
「往生際が悪いなー。
まぁ部長さん そう言うと思って」
鞄の中から出した紙の封筒を、カウンターの上にポンと置いた。
「まぁ中身を見てくださいよ」
宗雄は封筒をあけ、中から一枚の紙を取り出した。
「ん? 奴隷契約書・・」
——————————————————–
奴隷契約書
私 藤澤貴子は、御主人様専用の奴隷になる事をここに誓います。
御主人様のどんな命令にも喜んで従います。
私は御主人様の牝犬です。
もしこのことを守れない時は、どんな罰でも喜んで受けます。
2011年 1月 18日
藤澤貴子
——————————————————–
(藤澤・・・これは貴子の結婚する前の名前・・・)
「驚きました? あの奥さんが俺を欲しいっていうから
俺の目の前で書かせたんですよ。」
(そ・・・そんな・・貴子が・・)
宗雄は、声が出なかった。
喉がカラカラに乾いてくる。
頭の中で、貴子の笑顔、哲郎のにやけた顔がぐるぐると回っていた。
「ど・・どうやって・・」
やっと出た言葉がそれだけだった。
哲郎は、待ってましたとばかりに自慢げに話しだす。
「3週間前、奥さんを四越に誘いだしたんです。
撮影した動画を返すことを条件にね
当然、奥さんは来るしかなかったでしょうね
純情な奥さんは他人に自分の痴態が撮られた動画のことを相談できなかったでしょう。
ほんと、今どき、珍しいぐらい純情な人だったんだと思いますよ。」
(何を勝手なことを、お前が貴子の何を知ってるというんだ・・)
宗雄の鋭い視線を全く気にせずに、哲郎はグラスのウィスキーをぐっとあおるように
飲むと話を続けた。
「そんな純情な奥さんも、俺と初めてセックスした時には、
涙を流して失神してしまったんですから、女ってわからないもんですよね」
「な・・何だって 無理矢理しろなんて言ってないぞ」
宗雄は思わず、声をあげる。
向こうのほうで話していた酔客がちらっとこちらを見ていた。
「おい・・話が違うぞ。それじゃ犯罪だ」
声を潜めるが、怒気を含んだ低い声で哲郎を問い詰める。
「無理矢理犯すなんて。それじゃ俺のポリシーに反しますよ。
これでも、紳士の端くれのつもりですから」
哲郎は楽しいそうに答える。
「あの奥さんの身体が自ら望んだんですよ。
この契約書だって、自分から書いたぐらいですから」
(自ら・・あの貴子が・・)
信じられなかった。いや、信じたくなかった。
「あの奥さんは、出来た奥さんですよ。
最後の最後まで旦那さんに操を立ててましたからね。
でも、身体に刻み込まれた疼きは、
どうしようも抑えることが出来なかったんでしょう。
本当に望んでいた自分の姿を知ってしまってからはね。。
それでも、
『あなた…ごめんなさい』って言いながら、絶頂しましたよ。」
宗雄は嫉妬で気が狂いそうになった。。
しかし、貴子が乱れる姿を妄想し、股間を熱くさせている自分もいた。。
「で・・・四越でどうしたんだ?」
俺も、部長さんと同じもの。」
哲郎が笑みを浮かべて、バーテンにオーダーしながら宗雄の隣に座る。
宗雄はキッと哲郎を睨む。
「あら。部長さん 怖い怖い。
賭けに負けたのがそんなに悔しいんですか」
「ま・・まだ負けたわけじゃない。
証拠がないじゃないか」
宗雄は声を抑えながら、余裕の笑みを浮かべている哲郎に食い下がる。
「往生際が悪いなー。
まぁ部長さん そう言うと思って」
鞄の中から出した紙の封筒を、カウンターの上にポンと置いた。
「まぁ中身を見てくださいよ」
宗雄は封筒をあけ、中から一枚の紙を取り出した。
「ん? 奴隷契約書・・」
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奴隷契約書
私 藤澤貴子は、御主人様専用の奴隷になる事をここに誓います。
御主人様のどんな命令にも喜んで従います。
私は御主人様の牝犬です。
もしこのことを守れない時は、どんな罰でも喜んで受けます。
2011年 1月 18日
藤澤貴子
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(藤澤・・・これは貴子の結婚する前の名前・・・)
「驚きました? あの奥さんが俺を欲しいっていうから
俺の目の前で書かせたんですよ。」
(そ・・・そんな・・貴子が・・)
宗雄は、声が出なかった。
喉がカラカラに乾いてくる。
頭の中で、貴子の笑顔、哲郎のにやけた顔がぐるぐると回っていた。
「ど・・どうやって・・」
やっと出た言葉がそれだけだった。
哲郎は、待ってましたとばかりに自慢げに話しだす。
「3週間前、奥さんを四越に誘いだしたんです。
撮影した動画を返すことを条件にね
当然、奥さんは来るしかなかったでしょうね
純情な奥さんは他人に自分の痴態が撮られた動画のことを相談できなかったでしょう。
ほんと、今どき、珍しいぐらい純情な人だったんだと思いますよ。」
(何を勝手なことを、お前が貴子の何を知ってるというんだ・・)
宗雄の鋭い視線を全く気にせずに、哲郎はグラスのウィスキーをぐっとあおるように
飲むと話を続けた。
「そんな純情な奥さんも、俺と初めてセックスした時には、
涙を流して失神してしまったんですから、女ってわからないもんですよね」
「な・・何だって 無理矢理しろなんて言ってないぞ」
宗雄は思わず、声をあげる。
向こうのほうで話していた酔客がちらっとこちらを見ていた。
「おい・・話が違うぞ。それじゃ犯罪だ」
声を潜めるが、怒気を含んだ低い声で哲郎を問い詰める。
「無理矢理犯すなんて。それじゃ俺のポリシーに反しますよ。
これでも、紳士の端くれのつもりですから」
哲郎は楽しいそうに答える。
「あの奥さんの身体が自ら望んだんですよ。
この契約書だって、自分から書いたぐらいですから」
(自ら・・あの貴子が・・)
信じられなかった。いや、信じたくなかった。
「あの奥さんは、出来た奥さんですよ。
最後の最後まで旦那さんに操を立ててましたからね。
でも、身体に刻み込まれた疼きは、
どうしようも抑えることが出来なかったんでしょう。
本当に望んでいた自分の姿を知ってしまってからはね。。
それでも、
『あなた…ごめんなさい』って言いながら、絶頂しましたよ。」
宗雄は嫉妬で気が狂いそうになった。。
しかし、貴子が乱れる姿を妄想し、股間を熱くさせている自分もいた。。
「で・・・四越でどうしたんだ?」
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