淫らな賭け事・・9
哲朗はその後も、饒舌に語っていたが、
宗雄はあまり覚えていなかった。
胸の痛みをかき消してしまいたいと
ただ、ただ、ウィスキーを流し込んでいた。
貴子の待つ、家に帰宅したのは、深夜1時をまわっていた。。。
「おかえりなさい。今日は遅かったのね」
貴子はいつものような優しい笑顔で迎えてくれた。
しかし宗雄はその笑みになぜか、今までにない艶ややかさを感じた。
その夜、久しぶりに宗雄は貴子を抱いた。
「今日は、どうしたの。あなた」
と笑みを浮かべながら、だだをこねる子供をあやすように
宗雄の欲望を受け入れてやる。
むしゃぶりつくように、貴子の身体を抱きしめ、挿入するが、
宗雄自身、興奮しきっていたせいもあり、いつも以上に淡白なSEXだった。
貴子は、軽く声をあげて、感じてくれているようだったが、
哲朗に、貴子が満足してないということを指摘された、今となっては
貴子があわせてくれているだけで、そらぞらしい演技のように思えた。
虚しい想いのまま、宗雄はそのままベッドで寝入った。
そんな宗雄に優しく毛布をかけると、貴子はシャワーを浴びに階下に下りていった。
すると、リビングのテーブルにおいてあった貴子の携帯が光って
メール着信を伝えていた。。
貴子は、昼間のことを思い出し、身体がビクンと痺れた。。
淫部にゾワゾワとした感覚が蘇る。。
携帯を開いて、メールを読む。
-----------------------------------------
こんばんわ
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奥さん
いやらしい動画でした。
濡れているのがよくわかりましたよ。
でも、
それが、貴女の本当の姿。望んでいたこと
何も、恥ずかしがる必要はありません。。
それを知ることができた貴女は幸せだ。
動画 返して欲しいですか?
-----------------------------------------
(わ・・私の本当の姿。何を勝手なことを・・・)
貴子はかっと、顔が熱くなった。
その勢いでメールを打ち返す。
-----------------------------------------
RE: こんばんわ
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あなたがやっていることは犯罪です。
これで止めたら許してあげます。
動画も返してください。
-----------------------------------------
すぐに返信があった。
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RE: RE: こんばんわ
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明日、午後1時 銀座四越百貨店で待ってます。
動画返します。
これで終わりします。
それじゃ また
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貴子は、メールの文面を繰り返し眺めながら、
ドキドキとする胸のざわめきがおさまらなかった。。
翌朝、二日酔いでずきずきと痛む頭をかかえた宗雄は
貴子が炒れてくれたコーヒーを飲み、パンをかじっていた。
「あなた…あの……」
「ふぅ・・どうした?」
つらそうな顔をして返答する宗雄は
貴子の深刻そうな表情に気づかなかった。
「ううん。なんでもない。今日は早く帰ってきてね」
すぐに笑顔で取り繕った。
(宗雄さんにいらない心配をかけるわ・・
今回のことは自分で解決しないと)
貴子は宗雄を送りだして、そう決心した。。
宗雄は、それが貴子を救う最後のチャンスであったことに気づかなかった。。。
宗雄はあまり覚えていなかった。
胸の痛みをかき消してしまいたいと
ただ、ただ、ウィスキーを流し込んでいた。
貴子の待つ、家に帰宅したのは、深夜1時をまわっていた。。。
「おかえりなさい。今日は遅かったのね」
貴子はいつものような優しい笑顔で迎えてくれた。
しかし宗雄はその笑みになぜか、今までにない艶ややかさを感じた。
その夜、久しぶりに宗雄は貴子を抱いた。
「今日は、どうしたの。あなた」
と笑みを浮かべながら、だだをこねる子供をあやすように
宗雄の欲望を受け入れてやる。
むしゃぶりつくように、貴子の身体を抱きしめ、挿入するが、
宗雄自身、興奮しきっていたせいもあり、いつも以上に淡白なSEXだった。
貴子は、軽く声をあげて、感じてくれているようだったが、
哲朗に、貴子が満足してないということを指摘された、今となっては
貴子があわせてくれているだけで、そらぞらしい演技のように思えた。
虚しい想いのまま、宗雄はそのままベッドで寝入った。
そんな宗雄に優しく毛布をかけると、貴子はシャワーを浴びに階下に下りていった。
すると、リビングのテーブルにおいてあった貴子の携帯が光って
メール着信を伝えていた。。
貴子は、昼間のことを思い出し、身体がビクンと痺れた。。
淫部にゾワゾワとした感覚が蘇る。。
携帯を開いて、メールを読む。
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こんばんわ
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奥さん
いやらしい動画でした。
濡れているのがよくわかりましたよ。
でも、
それが、貴女の本当の姿。望んでいたこと
何も、恥ずかしがる必要はありません。。
それを知ることができた貴女は幸せだ。
動画 返して欲しいですか?
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(わ・・私の本当の姿。何を勝手なことを・・・)
貴子はかっと、顔が熱くなった。
その勢いでメールを打ち返す。
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RE: こんばんわ
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あなたがやっていることは犯罪です。
これで止めたら許してあげます。
動画も返してください。
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すぐに返信があった。
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RE: RE: こんばんわ
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明日、午後1時 銀座四越百貨店で待ってます。
動画返します。
これで終わりします。
それじゃ また
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貴子は、メールの文面を繰り返し眺めながら、
ドキドキとする胸のざわめきがおさまらなかった。。
翌朝、二日酔いでずきずきと痛む頭をかかえた宗雄は
貴子が炒れてくれたコーヒーを飲み、パンをかじっていた。
「あなた…あの……」
「ふぅ・・どうした?」
つらそうな顔をして返答する宗雄は
貴子の深刻そうな表情に気づかなかった。
「ううん。なんでもない。今日は早く帰ってきてね」
すぐに笑顔で取り繕った。
(宗雄さんにいらない心配をかけるわ・・
今回のことは自分で解決しないと)
貴子は宗雄を送りだして、そう決心した。。
宗雄は、それが貴子を救う最後のチャンスであったことに気づかなかった。。。
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