淫らな罠に・・2
その日の夜、なかなか寝つけない加奈子は1階からすすり泣く声が聞こえてきた。
(義父様かしら・・・)
心配になった加奈子は、寝着のまま部屋を出て、声の聞こえる源次郎の部屋へと向かった。
源次郎の和室に近づくにつれ、泣き声ははっきりと聞こえ、やはり声の主は源次郎であることは間違いなかった。
そっと襖を開けて中を覗くと、源次郎は布団の上に枕を抱いて、胡坐をかいて座っていた。
「義父様 どうかなさりました?」
加奈子は、心配になっておそるおそる源次郎に声を掛けた。
源次郎はハッとした顔で枕にうずめていた顔をあげた。
すると、生気を失っていた瞳に急に力がみなぎる。
「は 花江・・ 花江だね」
それは亡くなった源次郎の妻の名前だった。
「義父様 違います 加奈子です。信男さんの妻の加奈子です」
「いや 花江だ。 どこいってたんじゃ 探したぞ さぁこっちにきなさい」
源次郎はイキイキした声で加奈子に手招きをして話しかけてくる。
加奈子は急な出来事に少し戸惑ったが、久々に元気の良い源次郎の姿に少し話を合わせることにした。
「はいはい、アナタも元気でしたか?」
加奈子はそう言いながら源次郎の傍に腰を降ろす。
薄い寝着姿だったのでノーブラで乳首が少し透けて見えたが錯乱している源次郎は、自分を花江と勘違いしてるので問題ないと思った。
「さぁ 花江 いつものように そこに腰をかけて見せてくれないか」
「えっ?」
加奈子は訳がわからず聞きなおしたが、源次郎がスクっと立ちあがるとグイっと加奈子の手首を掴みそのまま机の上まで連れて行き天板に座らせた。
そして加奈子の両膝をぐいっと掴むと、大きく開脚させた。
「義父さまっ!!」
加奈子は咄嗟に源次郎の手を弾き飛ばすと開脚された中心に艶やかに光っているシルクのパンティを手で覆い隠した。
「花江 なぜ隠すんだ?手をどけなさい」
驚き落胆した顔で源次郎が聞きなおしてくる。
最愛の花江に嫌われたことでショックを隠せない様子だった。
(そ そうだわ 今 私は花江さんなんだもの。義父様が少しでも元気を取り戻してもらわなくちゃ)
「源次郎さん み 見てください・・」
恐るおそる手をどけていく加奈子の艶やかな口から、きわまる羞恥が嗚咽となってもれる。
脚を閉じたい想い必死にこらえている為に、内腿がぷるぷると小刻みに震えていた。
恐るおそる手をどけていく加奈子の艶やかな口から、きわまる羞恥が嗚咽となってもれる。
脚を閉じたい想い必死にこらえている為に、内腿がぷるぷると小刻みに震えていた。
「…………」
数分の間、舐めるような視線に晒された加奈子は、恥ずかしさを隠すために両手で顔を覆っていた。
「花江の股間の匂いはううーん、たまらんな」
開脚された脚の間に顔を近づけるとたまらず源次郎は声を発した。
加奈子は羞恥心で顔を真っ赤にし、息は乱れ、体にビクッと震えが走った。
パンティの淫裂を覆い隠している布切れは、漏れだした透明な恥液で、湿り気を帯びていた。
既に淫裂からは、32才の人妻の濃厚な牝の匂いが漂い出していた。
淫靡な芳香は源次郎の肉棒をも痺れさせた。
源次郎はまだ隠れしてる肉棒がズキンズキンと波打つのを感じていた。
(ヒヒヒ たまらんのぉ ワシの肉棒をこれだけソソリ勃たせるとは、意外に相当淫乱な牝かも知れん)
源次郎は指をそっと差しだし、パンティの上から淫肉の亀裂をそっと撫であげた。
「あ、あんっ……」
加奈子の唇から、甘い喘ぎがこぼれた。
「あ アナタ もう充分じゃないですか・・・」
加奈子の秘部はもうジュクジュクに濡れていた。
源次郎に見られ感じていた。恥液がとめどなく溢れているのがわかった。
「どうした 花江? もう乳首が勃ってじゃないか」
「ああ、意地悪なさらないでください」
加奈子は顔をそらして押入れのほうを見つめている。源次郎はじっとを加奈子の秘部を見ていた。身体が羞恥で痺れて思うように動かなかった。
加奈子がこちらを向いていないこといいことに源次郎はさらに顔を近づけて秘部を覗きこんだ。
「綺麗だ」
加奈子の陰毛は薄いほうだが、白パンティはグッショりと濡れて透けて、陰毛の存在感をアピールしていた。
薄いせいで淡いピンク色をした肉厚の秘唇にパンティがぴっちりと貼り付いていた。
「ああっ、そんなに見ないでください。恥ずかしいから」
加奈子は羞恥で表情を歪めるが、耳が紅く染まっていく。
乳首が勃起したことには、自分でもはっきりと認知していた。
硬く勃起している乳首が寝着に擦れて新たな快感を生み出していた。
(もうしばらくの我慢よ。もうすぐ・・・)
加奈子は自分にそう言い聞かせて疼き始めた体を鎮める事に意識を集中していた。
「花江 久しぶりに勃起してきおったぞ」
(そ、そんなっ?!)
加奈子は驚いて顔を源次郎のほうに向けると
いつ脱いだのか源次郎がサムエのズボンを脱ぎ捨て下半身をさらけ出して、
硬化している肉の塊りを右手でしっかと握りしめていた。
さらに驚いたのは、源次郎の中心部分から隆々と突き出している肉棒の大きさだった。
とても70過ぎの老人のモノとは思えない猛々しい肉棒は今もビクンビクンと波打っていた。
「ひっ お義父さ・アナタ 何を」
あまりの出来事に加奈子は狼狽して、顔前に迫ってくる肉棒を避けようとしたが、羞恥と官能で疼いている身体はうまく避けきることができなかった。
加奈子の羞恥で紅く染まった頬に源次郎の肉棒が突き刺さる。
モワっと生ぐさい臭いが加奈子の鼻をつく。
なおも源次郎は頬にぐいぐいと肉棒を、加奈子の口元へ押し付けて咥えさせようとしてくる。
「花江 せっかくじゃ口でしてくれんか。ワシはそれで寝るとするから」
「そ、そんなっ」
加奈子は絶望感にも似た感覚に襲われていた。
義父を元気づけようとしていたことが、こんなことにまで発展しようとは・・・。
(お お義父様のモノを口にするなんて・・。)
加奈子は義父との禁断行為を想い、さらに羞恥とその行為の結果がどういうことかという恐ろしさに身体を震わせる。
ただ、そうしている間にも源次郎の隆々とした肉棒が加奈子の頬を伝って唇へと近づいてくる。
肉棒の先の亀裂からは薄っすらと液が染み出し、頬を濡らしていた。